保険だけでは心許ない、地震大国日本における住まいの在り方

日本は世界でも有数の地震大国です。記憶にある地震以外にも、1995年の阪神淡路大震災以降に発生した、最大震度6弱を上回る地震はなんと51回(※気象庁ホームページを元に試算 2016年12月現在)にも及ぶそうです。日本列島には至る所に活断層があり、残念ながらそれから逃れる術はありません。

さて、自分の住宅を守るには、一般的には保険に入るのが現実的ですが、そこにも落とし穴があることをご存じですか? 実は火災保険は、「地震によって起きた火災には対応せず、保険金も支払われない」のです。加えて、地震保険というものもありますが、その保険金額は最大でも建物価値の半分で、限度額は5000万円までと決まっています。

これには保険会社が抱えるビジネスとしてのウィークポイントがあります。内閣府の試算によると、もし仮に南海トラフ巨大地震が起きた場合の被害額は、建物と家財合わせて83.4兆円~148.4兆円です。これに対して、損害保険会社が保険金支払いのために準備している資金は、大手で2.5兆円~3.8兆円です。民間の損害保険会社は2018年現在、26社ありますが、火災保険や自動車保険などすべての保険のための資金を合わせても、被害額に及ばないのです。

現在では空き家が増加しており、無人の家屋ではブレーカーが上がっていても漏電しますし、雷で燃える可能性もあります。実際に過去の震災では、地震の後の火災による被害も多く報告されています。地震や自然災害に付随した火災のリスクはこれほど高いにも関わらず、肝心の火災保険は適用されない…。

こうした日本独特の地形や、最近の安全意識の高まりを踏まえて、ワンズホームでは「テクノストラクチャー」という地震に強い住まいを推奨しています。最初に申し上げたように、日本に住んでいる以上地震からは逃げられません。しかし、テクノストラクチャーの家を持てば、自身の家族はもちろん、周囲の民家や建物への二次被害も防ぐことができるのではないでしょうか。地震への備えと、それに応じた住まいを考えるきっかけにしていただければと思います。